さて、早いもので今年もあと1カ月になりました。
12月は年末年始の休暇などで稼働日数が少ない割に、やることが盛りだくさんで忙しくなることが予想されます。慌ててミスすることがないよう、今からでも準備をしておくことをお勧めします。
年末に多いご相談は以下の通りです。
- 年末ぎりぎりで退職する社員の手続きで気を付けることは?→社会保険の資格喪失日は「退職日の翌日」となります。12月31日退職であれば、資格喪失日は1月1日です。
- 賞与を支給するんだけど、提出期限っていつ?→支給日から5日以内です。
また、退職が年末の場合で、退職者が健康保険の任意継続を希望されているときは、申請期限が退職の翌日から20日以内(土日祝日などの場合は翌営業日)です。
任意継続の制度を知らなかった、や、うっかり忘れていた、と言われてトラブルにならないよう、退職者へしっかりお知らせしてくださいね。
併せて、退職者が国民健康保険に加入を希望されているときは、健康保険の資格喪失したことを証明する書類の準備も必要です。被扶養者の喪失証明を忘れがちですのでお気を付けください。
さらに!年末調整の時期ですので、給与計算担当者様には年内に退職された方から「源泉徴収票の発行依頼」が要請があっているのではないかと思います。
忙しい上に、急に寒くなったり、暖かくなったりしているので体調を崩さないようにしてくださいね。

